Monday, April 20, 2009

日本の文具のクオリティ 4/18(sat)

「○○って、日本はどうなの??」

留学すると、上記のような、日本のカルチャーについての質問をよくされると聞いていたが、全くと言っていいほどされない。なぜだ??思うに、過半数以上がアジアの生徒で、既に十分日本を知っているからではなかろうか。質問されても良いように色々仕込みをしてきたのだが、まだ役に立っていない。


逆に、既に30回近くされている質問がある。

「このシャーペンなんなんだ?」

これは僕の使っているシャーベンについての質問。
かなりメカニカルな形状で、皆興味を示す。まさかこんな所に食いつくと思っていなかった。リンク先を見てもらえば分かるが、ユーザーの手にフィットするようにアジャストできるのだ。

「これ、人間工学に基づいて開発されてるんだよね、
 こうやって、力を分散させてて、手にかかる負担を減らす!」


・・などと言えるわけもなく、実演系・・100%ボディランゲージの説明をしている。
でも、再来週から新しいクラス。また新しいクラスメイト。
そろそろ、それっぽい回答でも用意しようかと思う。

Friday, April 17, 2009

飛び級したくて 4/17(金)

今、選択してるビジネスイングリッシュのクラスはB3とB4、2つのレベルをミックスしたクラスだ。ちなみに僕の今のレベルはB3。このクラスで、B4のクラスの子と同等のスキルをアピールできたら、一緒にI1に進級できるかもと目論んで選択しだい。

んが、んが、シンディに仮に良い成績取ったら飛び級できるか?
と質問したところ下記の回答。

「7年間、このスクールで教えてきているけど、私のクラスで飛び級した子は
今までで2人だけね。プログラムディレクターが厳しいから
・・難しいと思う。・・私にも分からないわ。」


・・うーーん、そうですか、分かりました。
と簡単にあきらめる訳もなく、逆に3人目になってやろうじゃありませんか!
と燃えてきた次第。

Monday, April 13, 2009

PinkのiPod 4/12(sun)

「ipodが欲しーーーー!」
とダダをこねた翌週、ジャッキーはピンクのipod nanoをゲットした。
我慢を知らない大人へ・・その階段を彼女は一段一段確実に上って行く。


問題はここから。一家が買ったばかりのiPodに曲が入っていないと騒いでいる。
ジャッキー8歳、ベン60ナンボ、アイリーン40ナンボには
iPodというガジェットの敷居は高すぎた。
案の定、僕に「設定やってくれ」・・という声がかかった。

「iPodはね、そもそもiTuneっつうジュークボックスを
 外に持ち出すっつうコンセプトのモンだからね、
 まず、iTuneをPCにインストールしないといけないのね。」


・・という小難しい説明をできるわけもなく、「やっとくよ。」とだけ言って進める。
んが、アドミン権限のあるユーザーのログオンパスワードが分からず、
結局インストールできず。降参。
また、「結局、曲は買わないと駄目だよ」と伝えると、
「ウソーン!?」みたいなリアクション。

その後2週間、iPodはソリティア専用端末と化した。DSを持っているにも関わらず、
ソリティアをやるところはジャッキーの何か意地みたいなものだろう。


・・さて、ここまでが先週までの話。
そして本日、見かねたベンより、
「オマエの持っている曲をジャッキーのiPodに入れさせてくれ」
との要望を受けた。
「落ちる・・」「頭がおかしくなる」「・・う、うん、なんか凄いね」
などと評さたことのある、我がミュージックライブラリー。
分かる人には分かる純度が極めて高いものだが、普通の人だと
ドン引きされること間違いなし。8歳には早すぎる洗礼。
でも、望むなら聞かせてあげましょう。私は今、あなたの家のファミリーですし。



pinkのipodと僕のMacをドッキング。
ジャッキーには必要ない英会話のpodcastingから入手困難なエレクトロニカの良盤まで、
トータル約1500曲が無作為にインポートされた。
ちなみにヒップホップが一番お気に入りという彼女に手に渡った、
唯一ヒップホップというジャンルにカテゴライズされたアーティストはPrefuse73。
ようこそジャクリーン、こっちの世界へ。
「I hate this song」・・と言った瞬間にソリティア専用端末に戻すからね。

ジェリコ 4/11(sat)

せっかくの土曜も朝から雨。レナートは午後から図書館に行ってしまったが、
自分はどうも億劫で、家にこもって勉強。

16時過ぎに雨がやみ、うずうずしていたベンが動き出す。
「おい、ジェリコビーチに行くぞ」
どこそれ?と聞くと、UBC(カナダの大学)の近くとのこと。
ベンはどうもそこで釣りがしたいらしい。
「景色が良いからオマエは写真を撮ってろ、
バーニー(野ウサギ)もたくさんいるぞっ!」

野ウサギにはあまり魅かれなかったが、海越しにダウンタウンが見えるらしく、
ちょっと行ってみたくなった。OKと軽く返事を返し準備をする。
あ、もちろん、withジャッキー。


ベンの荒い運転に揺られること30分、ジェリコビーチに到着。
雨があがったばかりのせいか、空も海も薄暗い。
ここジェリコビーチは、ビーチというか・・どちらかというと静かな海浜公園。
平日の、お台場の外れのエリアのような雰囲気か。

ベンの言う通り、海越しにダウンタウンが望め、眺めが良い。
公園は茂み、芝、コンクリート・・というシンプル構成。
どこか寂しげで控えめな雰囲気が心地よく、すぐに気に入った。

イースター 4/10(fri)

今日はイースターなので、学校はお休み。図書館もお休み。
「たまにはリフレッシュしなくちゃね」ということで、ノースバンクーバーに乗り込む。単身観光の予定だったが、前タームのクラスメイト、Johon君に「一緒に行っても良い?」とアプローチされたので、快諾。男2人プチ観光となった。

ノースバンクーバーは字のごとく、バンクーバーより海を挟んで、北側の地区のこと。こちらのエリアにはウィスラー、グラスマウンテンなどの山々が連なる。スノーボードをやる子たちは、よくこちらのエリアに来ている模様。
今回の目的地はCapilano briage。ガイドブックに必ず乗っている吊り橋。
観光< 勉学 というスタイルでここ1ヶ月過ごしてきたが、
実は一度行ってみたかった所。

交通手段はウォータフロントからシーバスという船が出航しているので、
それに乗って海を渡れば、はい、ノースバンクーバー到着。
そこからさらに236番のバスに乗って、
20分ほどへらへらしてるとcapilanoに到着する。
近くもないが、遠くもないそんな所。


感想としては無難な観光スポット、1度は行く価値はあり。吊り橋はけっこうエキサイティングで良い、でも、高所恐怖症の人にはお勧めできないかな。 あと2度も行く価値はないかも。入場料$28だし。

ソメイヨシノはまだ咲かない 4/7(tue)

4月の第一週に突然やってきた春は、
自分勝手なもので、またどこかに行ってしまった。
クレイジーな気候、誰かがそんな風にここバンクーバーの気候を呼んでいた。
雪が降った3日後、15度ぐらいの小春日和。
そんな陽気が2、3日続いたあと雨、雨、雨。
気温8度前後、冬に逆戻り。
油断して薄着、そのせいか寒い。指先も冷たい。

僕らが呼ぶ桜とは違う類いのサクラは咲いているが、
ソメイヨシノはまだ咲かない。

バナビー湖 4/5(sun)

Tシャツで過ごせる、そんな生温い風が時よりふく日曜、3時間ばかり近所を散歩。
2つ隣の駅にある、バナビー湖にぶらっと行ってきた。

ここはガイドブックには載っていないローカルな感じの湖。
無理矢理、何かに例えると、明るくて開けていて、
それでいて寂れた感じの井の頭公園。
湖と鴨以外なにもない、とても静かな感じ。・・好き。
人もまばらでスタンレーパークほど人はいない。

Monday, April 6, 2009

カツラ 4/4(sat)

フィリピン版チマキの笹の巻き方についてベンとプレイシーが喧嘩をしている。
「オマエは全然なってない。貸せ!オレにやらせろ。」チマキを巻きだすペン。
「見ろ、ここの長さとここの長さがいっしょ・・パーフェクトだ」
プレイシーは面倒くさそうに反論
「もう、うるさいなー。アイリーンだって、私と同じ巻き方してるじゃないっ」
「あいつも間違ってるんだ!」

この手のやりとりはしょっちゅうあるので、ニヤニヤしながら眺めていると
ベンがいきなり立ち上がり、電子レンジの上に置いてあった黒いファイルを
こちらに持ってきた。そして僕に「おい見ろ!」と言ってきた。
・・ん?なんだなんだ??


黒いファイル開くと、内側にはパンフレットが一枚挟まっていた。
さらにパンフレットを開くと、禿げたおっさん達のBefore→After写真がづらり。
・・これは、もしや、アデランス的な?!

ビンゴ。最後のページに"ヘアクラブ"と書かれた名刺が留めてあった。


その後、「風が吹いても大丈夫」「泳いでも大丈夫」「シャワー浴びても大丈夫」
など、ヘアクラブのカツラのすばらしさを熱弁される。なかでも
「This looks like original !!」
・・この一言はシンプルでありながら、想像以上の滑稽さを持ちあわせており
不覚にも刺さってしまった。それでいて何度も繰り返すもんだから、吹いてしまった。


「これを付けたらなぁ、若返るんだよ、またモテるぜっ!」
 笑顔でちょいワルジイさんは続ける。
「もし、これをつけたらオレは何歳に見える?」
現在の彼は御歳60ナンボなんで、「53ぐらいじゃない?」と言うと
あからさまに不満そうな表情を見せる。・・おいおい、何歳に見られたいんだよ。


回答をミスった僕は空気を変える為に質問を投げかけてみる。
「いつ、トライすんの?」
「来週!」




水面下で進められていた、ベン増毛計画。
装着したベンと出会うのが楽しみではあるが、
自信を取り戻し過ぎることに少し恐さも感じた。


※ フィリピン版チマキはRICE STICKと呼ぶらしい

Thursday, April 2, 2009

第2ターム、2日目 3/31(tue)

シンディのクラス。相変わらずいい感じ。このクラスは本当に面白い。
ビジネスクラスだが、まだあまりビジネスビジネスしていない。
どうもシンディの信条の方が色濃く反映されている気がする。
あくまで憶測だが、彼女の信条は
「黙らない!」「話すときは面白く!」「チャキチャキと!」

また本日より新入生が加わり、7人のクラスとなった。(台湾、日本が1人づつ追加)
シンディ経験上、来週になるとさらに人が増えるらしい。

ブレイクタイムにDK(from コリア)と話したが
「オレ、シンディの話50%ぐらいしか理解してないよ。」
とのこと。B4の子で50%という事はやはりシンディの喋るスピードは相当速い。


リスニング キャサリンのクラス。
昨日、書かなかったが実はキャシーが最も強烈なキャラ。
「ワタシ3回結婚してるのよ!離婚も3回ねっ!あっはははは!フーーー!!!!!」
そんな感じで、語尾に奇声を加えてしゃべる陽気なおばちゃん先生。面白い。

今日は英語の歌詞をリスニングするという感じの授業。
周りの子はなんなくこなしていたが、自分は全く出来ず・・。
授業の受け甲斐あり。


ブロナウンス カレン
本日 cotとcutの違いを学ぶ。んが、惨敗。こちらも自分だけ出来ず・・。
やはりプロナウンスは相当自分のウィークポイントのよう。
「口はこうっ!」
顔を両手で挟まれて顎を動かされるが、なかなかできず。。
トレーニングあるのみ。