Thursday, July 23, 2009

1ヶ月を切りました。

いよいよ、留学もラスト1ヶ月。
正直な話、かなり伸び悩んでいる。
スピーキングについてはここ3ヶ月、まったく伸びてないと思う。
リスニングについては少しマシになったと思う。
耳が慣れてきたのと、ヴォキャブラリーが少し増えてきたおかげで。

本日のスピーキングのクラスでの話。
このクラスは毎週木曜にディベート的なものをやるのだけど、
僕は毎回ぐだぐだになってしまう。本日もそうだった。

授業終了後、レイラ(今までの中で最高に良い先生)に「think too much」と言われた。日本人は基本的にそういう傾向があるとのこと。また知識としての英語力としてはあるにもかかわらず、ラテン系にはスピーキングは劣ってしまうとのこと。またラテン系はどの言語も比較的に簡単にマスターする傾向があるらしい。理由はやはり喋りまくる国民性。よって脳と舌が直結するまでが非常に速いらしい。

「難しく考え過ぎ。グラマーなんか気にするな!」

「でも、前の学校の先生はグラマーは大切って言ってたけど」

と言うと

「Dare mistake. It's your keyword.」

とのこと。思わず、dare??と聞き返してしまった。喋った分だけ、上手くなる。街に出よ!ネイティブと会話せよ!とのことだ。日本人はシャイな国民性なのは分かっているし、完璧を目指し過ぎる国民性(ドイツもそうらしい)というのも分かっている。経済を考慮すれば、ラテン系と比べてどっちの国民性が優れてるかなんて一概に言えないけど・・でも、語学に関して言えば不利!・・と、レイラ。

また、今まで教えてきた日本人の傾向は、ある日いきなり喋れるようになる傾向が
あるらしく、伸び悩んでいるとかそういうことで落ち込むなとのこと。



ちなみにレイラはとてもバックグランド、キャラとともに最強。出身はトルコ。トルコにいた時は様々な職を経験し、最終的に女優やらTV番組の司会などをやっていたらしい。7年前にこの地に知り合いもいないのに単独でやってきて、それから英語を本格的に学んだとのこと。で、今やティーチャー。

こちらに来た時は十分なお金もなく、ネイティブと話すトレーニングの為に毎日、
東芝のサポートセンターに電話していたとのこと。もういい加減にしてくれと・・と東芝に
言われ、その後はMicrosoftのサポートセンターに毎日電話。
お店に行っては、何着も何着も試着し、その間店員と会話する。もちろん買わない。
そうやって生の英語を吸収してきたらしい。

とても印象的だったのが、蝶番が指差し、
「これ英語でなんて言うか知ってる??こんなのレベル20のクラスに行ったって
 教えてくれないわよ。生活の中で学んでいくしかないの、
 カナディアンタイヤに行って店員と話して、そういう風に得るもんなの。」

たぶん、カナディアンタイヤ(たぶんドイトとかジョイフルホンダみたいな店舗)に
実際彼女は行ったのだろう。もう、アクティブ過ぎるのだ。


また、彼女はこの夏から中国語の勉強も始めたとのこと。中国人の生徒が不思議な質問、
間違えをすることが多いらしく、その謎を解明するため、より中国人の生徒に
分かり易く教えるために始めたらしい。まさに教師の鏡。

「言語は得意分野だと思ってたけど中国語はむずかしいわ」
と笑いながら、そうもらす50代。素敵過ぎ。

ちなみに彼女はトルコ語、英語、ドイツ語はネイティブレベル。
日本語と韓国語はちょいちょいマスターしているらしい。
っというのも、トルコ語は日本語と同じ文法構造なのと、発音も比較的近いらしく、
ターキッシュに取って日本語、韓国語は取っ付きやすいらしい。
なので、僕らが苦手な所、間違える傾向などは頭に入っているとのこと。




まぁ、結局、現状を打破にするには、喋るしかない訳で
ブルースリーじゃないけど、「Don't think,speak」ということになるんだと思う。

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